【名古屋の中小企業支援専門家が解説】 中小企業経営者にこそ知ってほしい「CRE戦略」とは? 資産を“眠らせない”経営のすすめ
CRE戦略とは無縁だと思っていませんか?
「CRE戦略」と聞いて、「それは大企業の話でしょ?」と感じた方は多いかもしれません。 実際、CRE(Corporate Real Estate)戦略とは、企業が保有・利用する不動産を経営資源として戦略的に活用し、企業価値を高めていく取り組みです。
ですが、これは決して大企業だけの話ではありません。 中小企業だからこそ、不動産の使い方一つで資金繰りを改善し、攻めの経営に転じることが可能なのです。
【事例あり】CRE戦略で資金繰りが劇的改善した中小企業の実例
製造業A社
本社工場の一部が老朽化し、ほぼ使われていない状態でした。 そのスペースを売却し、事業資金に転用。新工場の建設と人材採用に踏み切ることができました。
小売業B社
郊外の大型倉庫をセール&リースバック。 キャッシュを確保し、EC部門の強化とデジタルマーケティングに投資。 結果、売上は前年比150%に成長。
これらの事例は、遊休資産をただ「持つ」から「活かす」に変えた好例です。
中小企業におけるCRE戦略のメリット
- 資金繰りの改善:遊休地や使っていない施設を売却することで、現金化が可能に。
- 経営効率の向上:不要なオフィスや倉庫の統廃合で、維持費や光熱費を削減。
- 信用力アップ:不動産をオフバランス化することで、財務体質が改善し、金融機関との関係も良好に。
- 人材定着に寄与:働きやすいオフィス環境を整えることが、採用や定着率アップにもつながります。
CRE戦略=不動産投資ではない!営業支援・経営強化の視点で活かす方法
CRE戦略は単なる不動産活用ではありません。 営業支援と連動させることで、事業拡大の武器にもなります。
たとえば、
- 営業所の配置を見直して顧客対応スピードを上げる
- 古いビルから駅近の機能的なオフィスに移転し、採用力を高める
- オンライン対応に合わせて、リモートワーク前提のレイアウトにする
といった施策が、営業効率やチーム力の向上に直結します。
中小企業経営者向けCRE戦略チェックリスト
- 遊休地や使っていない物件がある
- オフィスや店舗の空間にムダが多い
- 借入返済が重く、資金繰りに不安がある
- 従業員数の変動にスペースが対応できていない
- 不動産の契約内容(賃貸・所有)を見直していない
1つでも該当したら、CRE戦略を検討する価値があります。
名古屋エリアの中小企業にこそチャンスがある理由
名古屋は地価が比較的安定しており、自社物件を保有している中小企業も多いエリアです。 また、地域密着で長年経営を続けてきた企業は、思わぬ資産を眠らせていることも。
さらに、営業エリアの最適化を図る上でも、名古屋圏の都市構造(名駅・栄・伏見など)の特性を活かせば、 営業力の強化にもつながります。
まとめ:不動産を“使う力”が、これからの経営を変える
CRE戦略は、単なる不動産処分や節税ではありません。 それは、経営戦略の一環として、「資産をいかに活かすか」を真剣に考えるプロセスです。
中小企業こそ、柔軟な意思決定とスピード感を持って取り組めるポジションにあります。
経営の未来に向けて、「眠っている資産」に目を向けてみませんか?
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